ホーム > 一つ葉
俳聖松尾芭蕉が岐阜、妙照寺に滞在した折り、庭前に群生するヒトツバの句を詠みました。銘菓『一つ葉』は翁の風流にちなみ謹製いたしました。風雅に富む珍菓としてご好評を博しております。
夏きても ただひとつ葉の 一葉かな
*第26回全国菓子大博覧会・広島博覧会にて 金賞受賞
皮に北海道小豆で作った餡をのせたものに牛皮でまき、まわりにいら粉をまぶした最中御菓子です。
いら粉とは…新引粉、真引粉とも呼ばれ道明寺と粉砕して砂釜で煎ったもの。主に打ち菓子やまぶし粉、高級おこしなどに使われます。
01.わく板に最中種を1枚ずつ並べていきます。
02. 餡を1個ずつ切りながら載せて、竹箸で丁寧に餅で包んでいきます。
03. 餅が乾燥する前にイラ粉をまぶします。
04.一つ葉の焼印を押していきます。
05. すり密は、刷毛でぬっていきます。
06. すり密が乾燥すると出来上がりとなります。あとは和紙で包みます。
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